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グレード ： 4.0
演奏時間 ： 06分30秒
キー ： Eb→E→Eb
吹奏楽ファンには絶大な人気を誇る名曲と言えるこの作品は、リヒャルト・ワーグナー作曲の歌劇「ローエングリン」第２幕の後半で演奏される曲です。静かで美しいフルートの旋律から始まり、様々な楽器に旋律が受け渡されながら、徐々に徐々に時間をかけてクライマックスを築きます。技巧的なフレーズは一切ありませんが、非常に長いフレーズを静かに安定して奏する技術と表現力、そして美しいハーモニーを構築するアンサンブル力が試される曲となっています。
【アレンジャーより】
この曲は本来、終止することなく突然場面が変わるため、単曲で演奏する際はアレンジャーによってエンディングが付け加えられます。吹奏楽版としてとりわけ有名になったのはルチエン・カイエの編曲版ですが、ここではそれとは全く異なる壮大なエンディングを9小節付け加えました。しかしそれでもコンクール用としては演奏時間が短いため、イントロも16小節付け加えてあります。
原曲は三管編成のオーケストラ＋混声合唱の入る壮大なオペラですが、少人数バンドでも演奏できるように様々な工夫を凝らしてあります。オーケストラスコアを元に、なるべく忠実に編曲しましたが、人数の問題や演奏技術の簡易化のために多少変更した部分もあります。小音符で書かれた音は、オプション楽器がない場合だけでなく、音量が足りない場合の補強等にも活用してください。
編曲者佐藤丈治
作曲者リヒャルト・ワーグナー（Wilhelm Richard Wagner）
編成【* = オプションパート】
Full Score
Fl.1 / Fl.2 / *Ob. / *Bsn.
*Eb.Cl. / Cl.1 / Cl.2 / Cl.3 / *B.Cl.
A.Sax.1 / *A.Sax.2 / T.Sax. / *Bar.Sax.
Trp.1 / Trp.2 / *Trp.3
Hrn.1&2 / *Hrn.3&4
Trb.1 / Trb.2 / *Trb.3
Euph. / Tuba / *St.B.
Timp. / S.D. / Cyms. / M.Perc.
【備考】
Bsn., B.Cl., Bar.Sax. のいずれか１つの楽器がいると想定して編曲しています。
使用Perc.■Timpani
■Snare Drum
■Cymbals
■Mallet Percussion
Vibraphone
Marimba
Chime
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