この曲は2001年に群馬県で開催された国民文化祭のために作曲しました。テーマは「いのちの発見」をもとに「命の大切さが発見できるときは?」と考えると、冬から春にかけて枯れていた草木が芽吹く頃ではないかと思いました。群馬で冬と言えば「空っ風(北からの風)」がまず頭に浮かびました。この風が春になるまで私たちを悪いことから守ってくれているというイメージや、早く春にならないかと黄色に砂煙る赤城山を見ながら思う人々の気持ち、からからと風の舞う様子を込めてこの曲を書かせていただきました。
演奏時間 7:00
参考音源 アコード吹奏楽CDVol,9
グレード 4