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・内容:スコア・パート譜一式(吹奏楽版と木管五重奏版のセット)
・発売日:2013年10月17日
編成
〈木管五重奏〉
Flute
Oboe
Bb Clarinet
F Horn
Bassoon
〈吹奏楽〉
Piccolo
Flute 1
Oboe 1
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet I,II,III
Bb Bass Clarinet
Bassoon 1
Bb Soprano Saxophone
Eb Alto Saxophone
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone
Bb Trumpet 1,2
F Horn 1,2
Trombone 1,2,3
Euphonium
Tuba
String Bass
Timpani
Percussion 1(Suspended Cymbal / 2 Tom-toms / Snare Drum / 2 Wood Blocks)
Percussion 2(Glockenspiel / Xylophone / Wind Chime / Sleigh Bells / Cowbell / Frusta / Guiro)
※上記編成に木管五重奏が加わります。
解説
「ブレーメンの音楽隊」というお話をご存知でしょうか。ロバと犬と猫と鶏が今いる家を逃げ出して、ブレーメンで楽隊として一旗揚げようと思っている内に、泥棒が住みついている空屋で一生暮らすという筋でした。これは私たち音楽家を目指す者にとっては、様々な思惑を与えてくれる物語です。
物語を作ることが好きだった私は、この筋に小さい頃から何だかしっくりこないものを感じていました。無理をしないで現状に甘んじるという生き方は悪くないにせよ、そこに住みつく理由が希薄なように思われたのです。
1998年に元広島交響楽団のトロンボーン奏者、日高忠幸さんから倉敷のチボリ公園で、クリスマスの時期に演奏する曲を頼まれた時、行き先をブレーメンからベツレヘムに変え、動物たちが産まれたばかりのイエス様を拝みに行こうという動機づけを考えました。
このスコアには木管五重奏版と吹奏楽版の両方が含まれています。先に作曲した管弦楽版に基づいて作られたので、従来の書式や編成と異なる吹奏楽用のスコアが生まれました。この場合五重奏はソリストですから、団の前に、お面をつけて並ぶのが良いでしょう。
(青島広志)