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「音大出てどうするの？」の答えがわかる 「本音の」キャリアガイド！
著者
大内 孝夫/武蔵野音楽大学(協力)
「音大を出てどうするの？」
多くの音大生や、親御さんの共通の悩みといってもいいでしょう。
「音楽でご飯を食べていきたい！」
これは多くの音大生の希望だと思いますが、現実はたやすいことではありません。
しかしじつは、『音大での経験』は社会で生きるための強力な武器になります！
音楽を通じて学ぶこと、音大で身に付くスキルなどは、あらゆる分野に応用できるものです。
本書は、みずほ銀行出身で現在武蔵野音楽大学就職課に勤務している著者が、音大生の生き方、そして自立について本音で向き合います。
音大生の武器とは？ それを活かすためには？ 必要な考え方は……？
これまでになかった視点から音大生の能力とキャリアを解き明かす、すべての音大生必読の一冊！
★本書のポイント
・音大がもっと好きになる、異色のキャリアガイド
・音大生が自立するための「本物の」アドバイスが満載！
・元銀行支店長、現・音楽大学勤務の著者ならではの実践的なノウハウ
★内容
■■第1部 音大卒を武器にする
■第1章 音大生の力
音大生の能力
音大生の夢と現実
自分の立ち位置を知っておこう
音大生だけが持つ能力
音大生であることの利点
■第2章 音大生は将来どうなるの？
音楽を続ける？ 音楽から離れる？
音大卒のアイデンティティ
昔はよかったけど、これからは……
自立のススメ
音大生の進路
【1】 個人演奏家
【2】組織・団体の演奏家
【3】音楽教員（小中高教員、大学教官、幼稚園教諭、保育士）
【4】音楽教室講師
【5】音楽系企業・団体事務、アートマネジメント
【6】そのほかの音楽に関われる職業
【7】学校職員
【8】一般企業、公務員（音楽関連以外）
【9】大学院、留学、専門学進学
■第3章 音大生が陥りやすい罠
音大生は真面目
「真面目であればいい人生を送れる」は嘘
生きるのはおカネがかかる
世の中は平等ではない
卒業後の収支イメージを持とう
失敗した？ 音大生の具体例
■第4章 音大生こそ就職を目指せ！
就職するメリット
就職しても音楽とともにあるために
仕事と音楽は両立できる
就職することで新しい武器を身に付ける
納得のいく就職をするために
専攻別、向いている職業
■第5章 それでも音楽をやりたい人へ
なぜ「あの人」はうまくいっているの？
音楽で食べていくには？
自分をマネジメントする
戦略的思考を持とう！
王道を行くか、ニッチを目指すか？
自分の能力をいかに差別化するか？
「音楽＋α」を身に付けよう
■■第2部 【実践編】音大生の就職マニュアル】
■第1章 企業の学生を見る目、就職活動のポイント
就職活動は面接重視
就職活動のポイント
■第2章 就職活動の流れ、企業の選び方
就職活動の準備
どうやって企業を選んだらいいの？
ブラック企業の見分け方
インターンシップ（インターン）は行った方がいい？
■第3章 エントリーシート、履歴書の書き方
エントリーシートや履歴書はどう書けばいいの？
志望動機はどう書けばいいの？
「学生時代に力を入れたこと・苦労したこと」は
どう書く？
自己PRって何？
趣味・特技は？
資格は必要？
■第4章 筆記試験、面接の受け方
就職試験の対策はどうすればいいの？
面接にはどのような形態があるの？
面接とレッスンが重なった場合は？
面接で聞かれる質問
音大生が押さえておきたい面接のポイント
5年後、10年後、20年後の姿がイメージできない……
そのほかの注意点
本当に大切なこと
税金を知っておくとこんなにお得！
＜事例研究＞ フリーの演奏家の場合
■著者について
大内孝夫（おおうち・たかお）
1960年6月5日東京都生まれ。東京都立国立高等学校、慶應義塾大学経済学部卒業後、富士銀行（現みずほ銀行）入行。証券部次長、仙台営業部副部長、いわき支店長などを歴任後、退職。現在、武蔵野音楽大学就職課主任兼会計学講師。公益法人日本証券アナリスト協会検定会員。宅地建物取引主任者（資格取得）。
趣味は中学時代より独学で数年学び最近再開したピアノ。オフタイムはショパンの楽譜と格闘中。著作に『金融証券用語辞典』（銀行研修社、共同執筆人）『いわき礼賛〜いわきの人が知らない、気付かない、「いわき」のあれこれ〜』（いわき民報社）がある。
