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このシリーズは、20〜30人で演奏できるように編曲されています。
どの曲も7分以内におさめられているので、今すぐコンクールに向けて練習をスタートできます。
「人数が足りないから…」とあきらめていたあの曲で金賞を!
レスピーギの代表作とも言える「ローマ三部作」の最後の作品で、1928年に完成しました。交響詩と名付けられている通り、単一楽章で切れ目なく演奏されますが、作曲者自身によって4つの部分に分けられており、それぞれ「I. チルチェンセス」「II. 五十年祭」「III. 十月祭」「IV. 主顕祭」と標題が付けられています。ローマ三部作の中でも最も大きな編成で書かれており、特に打楽器は最大10名の奏者が必要な作品となっています。
【アレンジャーより】
コンクールでは大きく分けて2種類のカット方法が見受けられますが、この編曲ではII、III、IVの組み合わせを採用しました。鐘の音が印象的な重厚で厳かな部分から開始していますが、11小節目の1拍前から始めたり、IIは演奏せずIIIから開始する方法もあります。
原曲はバンダを含む大編成であり、特に打楽器を非常に多く使いますが、雰囲気を損なわないよう注意を払いながら、30人以下でも演奏できるようギリギリまで削り込みました。小音符で書かれた音は、楽器がない場合だけでなく、音量が足りない場合の補強等にも活用してください。
ピアノはオプションとなっていますが、IIで非常に重要な役割を担っていますので、楽器が用意できるのであれば、IIだけでもピアノを入れることをお勧めします。また、EsCl.は特にIVで活躍しますので、入れられれば非常に効果的です。
メドレー収録曲第2曲 五十年祭【II. IL GIUBILEO】
第3曲 十月祭【III. L’OTTOBRATA】
第4曲 主顕祭【IV. LA BEFANA】
編曲者佐藤丈治
作曲者オットリーノ・レスピーギ(Ottorino Respighi)
編成【* = オプションパート】
Full Score
Picc. / Fl. / *Ob. / *Bsn.
*Eb.Cl. / Cl.1 / Cl.2 / Cl.3 / *B.Cl.
A.Sax.1 / *A.Sax.2 / T.Sax. / *Bar.Sax.
Trp.1 / Trp.2 / *Trp.3
Hrn.1&2 / *Hrn.3&4
Trb.1 / Trb.2 / *Trb.3
Euph. / Tuba / *St.B.
Perc.1 / Perc.2 / Perc.3 / Perc.4 / *Piano
【備考】
Bsn., B.Cl., Bar.Sax. のいずれか1つの楽器がいると想定して編曲しています。
使用Perc.1. = Timp., Tamb., (Glock.)
2. = Glock., Xylo., S.Cym., (Vib.)
3. = Chime, S.D., Tenor Drum, Ratchet
4. = Tam-tam, Ratchet B.D., S.Cym., P.Cym.
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