吹奏楽譜  交響的舞曲 第1楽章 作曲/ラフマニノフ 編曲/伊藤康英【2014年10月取扱開始】 [BRN-NAS-BK442]

吹奏楽譜  交響的舞曲 第1楽章 作曲/ラフマニノフ 編曲/伊藤康英【2014年10月取扱開始】 [BRN-NAS-BK442]

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(税込: 19,800円)

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ピアニスト、作曲家として知られたS.ラフマニノフ(1873-1943)はロシアに生まれ、1917年以降はアメリカに暮らした。1940年にニューヨークで作曲されたこの「交響的舞曲」は、ラフマニノフ自身、これが最後の煌めきになるだろうと予感していた。

3楽章からなる管弦楽作品として構想されたが、まず2台ピアノのための版が8月10日に完成(op.45a)。自宅の私的な演奏会で、ウラディミール・ホロヴィッツとラフマニノフにより演奏された。その後、管弦楽編曲を行い、10月29日に完成。翌年の1月3日に初演された。

この作品は、管弦楽版のみならず、2台ピアノ版でも広く愛好されている。室内楽曲として楽しまれる2台ピアノ版は、管弦楽より貧弱だとは決して言えまい。2人の奏者が対峙することで醸し出すスリリングな表情、打鍵楽器としてのピアノの魅力、想像力としての音色の魅力の世界へとわれわれを誘う。

さて、たとえばほんとうの原曲である2台ピアノ版に基づいて吹奏楽編曲を施せば、管弦楽とは異なった色彩が味わえるのではないか。そう考え、新編曲を作った。もちろんラフマニノフの意図とは異なったものとなるだろう。しかしそれが編曲の妙味であり、ある意味、私自身の作品であるとも言える。吹奏楽ならではの色彩を味わっていただきたい。

楽器編成としては、オーボエ2本、バスーン2本を含み、サクソフォーン・セクションは、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンがそれぞれ2本ずつ、さらにバスが加わる。金管楽器にはコルネットとバリトンを用いた。ラフマニノフの管弦楽版に含まれているピアノは用いず、あくまで管楽器主体の編曲となっている。

(伊藤康英/初演プログラムより抜粋)

演奏時間:11分00秒 (約)
グレード:5
編成:吹奏楽

楽器編成
Flutes 1
Flutes 2
Piccolo
Oboes 1, 2
Bassoons 1, 2
Clarinet in E♭
Clarinets in B♭1 (also in A)
Clarinets in B♭2 (also in A)
Clarinets in B♭3 (also in A)
Alto Clarinets in E♭
Bass Clarinets in B♭
Contralto Clarinet in E♭
Soprano Saxophones in B♭ 1, 2
Alto Saxophones in E♭ 1, 2
Tenor Saxophone in B♭ 1, 2
Baritone Saxophones in E♭
Bass Saxophone in B♭ Horns in F 1, 2
Horns in F 3, 4
Trumpets in B♭ 1, 2
Trumpets in B♭ 3 
Cornets in B♭ 1, 2
Baritones in B♭ 1, 2
Trombones 1, 2
Trombones 3
Euphoniums 1, 2
Tubas 1, 2
Contrabasses Timpani

【Percussion1】
Triangle, Castanet
Sleigh Bells
Tambourine
Flexatone

【Percussion2】
Suspended Cymbal (large)
Snare Drum (Tenor Drum)
Cymbals
Bass Drum
Tam 【Percussion3】
2 Glockenspiel
Xylophone

【Percussion4】
Vibraphone
Chimes

演奏最少人数 62人

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