吹奏楽譜 「ノートルダムの鐘」より 作曲:A.メンケン 編曲: 森田一浩 【2018年2月26日発売】 [BRN- COMS-85129]
吹奏楽譜 「ノートルダムの鐘」より 作曲:A.メンケン 編曲: 森田一浩 【2018年2月26日発売】
[BRN- COMS-85129]
販売価格: 18,000円(税別)
(税込: 19,800円)
※価格・仕様は、予告無く、変更される場合がございます。
お取り寄せ対応商品 ご注文後、通常2営業日前後で出荷。
2017年全日本吹奏楽コンクールにて埼玉県立伊奈学園総合高等学校が演奏!
♪楽曲解説♪
原作は『レ・ミゼラブル』で知られるフランス・ロマン主義の詩人、小説家ヴィクトル・ユーゴーが1831年に発表した小説『Notre-Dame de Paris』。ディズニー制作の長編アニメーションとして1996年に公開されたのち、まずドイツ語に翻訳された脚本が書かれ、舞台ミュージカルとしてベルリンで99年から2002年まで上演されました。ドイツとミュージカルの結びつきには少々意外な印象を持つかもしれませんが、1986年に《キャッツ》(A.ロイド=ウェバー作曲)のハンブルグ公演が大成功したことをきっかけに、ミュージカル熱は国内のいたる都市に飛び火し、今やドイツはアメリカ、イギリスに次ぐ世界第3位のミュージカル市場となっているのです。ディズニー関連のミュージカルも大変な人気で、世界初演の実績を持つ《ノートルダムの鐘》は現在もなお断続的な公演が続いているということです。アメリカでの公演はそれよりかなり遅れて、2014年からサンディエゴで始まったものの、ミュージカルの中心地ともいえるブロードウェイでの演目にはなりませんでした。劇団四季による日本語版はサンディエゴ公演にもとづく舞台で、2016年12月から上演が始まり、2018年春現在、すでにいくつかの都市での公演が予定されています。
ドイツ、アメリカそして日本と、世界を巡ってきた《ノートルダムの鐘》の音楽は、アラン・メンケン(1949〜)が初めにアニメーションに書き下ろした楽曲が基本になっていますが、20年におよぶ上演の歴史のなかで曲目の追加や削除、シーンの入れ換えなどが行われました。複数の録音盤を聴いてみてわかったのですが、公演による違いがはなはだしく、日本語版とその元になったアメリカ版ですらタイトルはもとより、音楽そのものの構成が同じではないのです。この吹奏楽編曲に使用した楽曲は、楽譜の該当部分にサブタイトルを記してありますが、前述のようにこの曲名もすべての《ノートルダムの鐘》に共通しているものではありません。そこで混乱を避けるために、各曲の出典となった音盤とタイトルをあらためて記しておきたいと思います。
1.THE BELLS OF NOTRE DAME ノートルダムの鐘〈アメリカ・Studio Cast Recording盤〉
2.GOD HELP THE OUTCAST ゴッド・ヘルプ〈アメリカ・Studio Cast Recording盤〉
3.SANCTUARY ! サンクチュアリ!〈日本語版オリジナル・サウンドトラック盤〉
4.AND HE SHALL SMITE THE WICKED フロローの最期〈日本語版オリジナル・サウンドトラック盤〉
5.THE BELLS OF NOTRE DAME (REPRISE)-from FINALE ノートルダムの鐘(リプライズ)-「フィナーレ」より〈アメリカ・Studio Cast Recording盤〉
最初にこの編曲の演奏を志した埼玉県立伊奈学園高等学校吹奏楽部の指導者、宇畑知樹先生が全体の構成を考えてくださいました。登場人物が歌う有名なナンバーに偏ることなく、オーケストラやコーラス(聖歌隊)が活躍するシーンもふんだんにとり入れ、クラシカルかつシンフォニックな効果が期待できるような流れになっています。
冒頭の聖歌風の合唱はラテン語によるオリジナル歌詞もあるのですが、発音の障害も考えられることから、編曲では母音唱法に統一しました。また、タイトルどおりに鐘の響きが重要なポイントになる作品なので、可能であればチャイムを複数台使用して、教会の雰囲気を印象づけると効果的だと思われます。
(2018年1月 森田 一浩)
作曲:A.メンケン(Alan Menken)
編曲: 森田一浩(Kazuhiro Morita)
演奏時間:9分00秒(約)
グレード:4.5
主なソロパート:--
Trp.最高音:1st:High D 2st:A 3rd:Es
編成:吹奏楽
Piccolo
1st & 2nd Flute
1st Oboe
2nd Oboe (doub.English Horn)
1st Bassoon
2nd Bassoon (doub.Contrabassoon)
Clarinet in E♭
1st Clarinet in Bb
2nd Clarinet in B♭
3rd Clarinet in B♭
Alto Clarinet in E♭
Bass Clarinet in B♭
Contrabass Clarinet in B♭
Soprano Saxophone in B♭
1st Alto Saxophone in E♭
2nd Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in B♭ 1st Trumpet in B♭
2nd Trumpet in B♭
3rd Trumpet in B♭
1st & 2nd Horn in F
3rd & 4th Horn in F
1st Trombone
2nd Trombone
3rd Trombone
Euphonium
Tuba
String Bass Timpani
Snare Drum
Tom-tom
Tam-tam
Triangle
Suspended Cymbal
Crash Cymbals
Bass Drum
Glockenspiel
Xylophone
Marimba
Vibraphone
Tubular Bells
Celesta
Harp
Chorus(female/male)
【免責事項】
昨今、出版物の絶版のスピードが速まっており、リアルタイムでの陳列削除が難しい状況です。ご注文後、お取り寄せとなった場合、出版社に確認後、絶版となっている場合は、キャンセル扱いにさせていただくことがございますので、あらかじめ、ご了承の程、お願い申し上げます。
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2017年全日本吹奏楽コンクールにて埼玉県立伊奈学園総合高等学校が演奏!
♪楽曲解説♪
原作は『レ・ミゼラブル』で知られるフランス・ロマン主義の詩人、小説家ヴィクトル・ユーゴーが1831年に発表した小説『Notre-Dame de Paris』。ディズニー制作の長編アニメーションとして1996年に公開されたのち、まずドイツ語に翻訳された脚本が書かれ、舞台ミュージカルとしてベルリンで99年から2002年まで上演されました。ドイツとミュージカルの結びつきには少々意外な印象を持つかもしれませんが、1986年に《キャッツ》(A.ロイド=ウェバー作曲)のハンブルグ公演が大成功したことをきっかけに、ミュージカル熱は国内のいたる都市に飛び火し、今やドイツはアメリカ、イギリスに次ぐ世界第3位のミュージカル市場となっているのです。ディズニー関連のミュージカルも大変な人気で、世界初演の実績を持つ《ノートルダムの鐘》は現在もなお断続的な公演が続いているということです。アメリカでの公演はそれよりかなり遅れて、2014年からサンディエゴで始まったものの、ミュージカルの中心地ともいえるブロードウェイでの演目にはなりませんでした。劇団四季による日本語版はサンディエゴ公演にもとづく舞台で、2016年12月から上演が始まり、2018年春現在、すでにいくつかの都市での公演が予定されています。
ドイツ、アメリカそして日本と、世界を巡ってきた《ノートルダムの鐘》の音楽は、アラン・メンケン(1949〜)が初めにアニメーションに書き下ろした楽曲が基本になっていますが、20年におよぶ上演の歴史のなかで曲目の追加や削除、シーンの入れ換えなどが行われました。複数の録音盤を聴いてみてわかったのですが、公演による違いがはなはだしく、日本語版とその元になったアメリカ版ですらタイトルはもとより、音楽そのものの構成が同じではないのです。この吹奏楽編曲に使用した楽曲は、楽譜の該当部分にサブタイトルを記してありますが、前述のようにこの曲名もすべての《ノートルダムの鐘》に共通しているものではありません。そこで混乱を避けるために、各曲の出典となった音盤とタイトルをあらためて記しておきたいと思います。
1.THE BELLS OF NOTRE DAME ノートルダムの鐘〈アメリカ・Studio Cast Recording盤〉
2.GOD HELP THE OUTCAST ゴッド・ヘルプ〈アメリカ・Studio Cast Recording盤〉
3.SANCTUARY ! サンクチュアリ!〈日本語版オリジナル・サウンドトラック盤〉
4.AND HE SHALL SMITE THE WICKED フロローの最期〈日本語版オリジナル・サウンドトラック盤〉
5.THE BELLS OF NOTRE DAME (REPRISE)-from FINALE ノートルダムの鐘(リプライズ)-「フィナーレ」より〈アメリカ・Studio Cast Recording盤〉
最初にこの編曲の演奏を志した埼玉県立伊奈学園高等学校吹奏楽部の指導者、宇畑知樹先生が全体の構成を考えてくださいました。登場人物が歌う有名なナンバーに偏ることなく、オーケストラやコーラス(聖歌隊)が活躍するシーンもふんだんにとり入れ、クラシカルかつシンフォニックな効果が期待できるような流れになっています。
冒頭の聖歌風の合唱はラテン語によるオリジナル歌詞もあるのですが、発音の障害も考えられることから、編曲では母音唱法に統一しました。また、タイトルどおりに鐘の響きが重要なポイントになる作品なので、可能であればチャイムを複数台使用して、教会の雰囲気を印象づけると効果的だと思われます。
(2018年1月 森田 一浩)
作曲:A.メンケン(Alan Menken)
編曲: 森田一浩(Kazuhiro Morita)
演奏時間:9分00秒(約)
グレード:4.5
主なソロパート:--
Trp.最高音:1st:High D 2st:A 3rd:Es
編成:吹奏楽
Piccolo
1st & 2nd Flute
1st Oboe
2nd Oboe (doub.English Horn)
1st Bassoon
2nd Bassoon (doub.Contrabassoon)
Clarinet in E♭
1st Clarinet in Bb
2nd Clarinet in B♭
3rd Clarinet in B♭
Alto Clarinet in E♭
Bass Clarinet in B♭
Contrabass Clarinet in B♭
Soprano Saxophone in B♭
1st Alto Saxophone in E♭
2nd Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in B♭ 1st Trumpet in B♭
2nd Trumpet in B♭
3rd Trumpet in B♭
1st & 2nd Horn in F
3rd & 4th Horn in F
1st Trombone
2nd Trombone
3rd Trombone
Euphonium
Tuba
String Bass Timpani
Snare Drum
Tom-tom
Tam-tam
Triangle
Suspended Cymbal
Crash Cymbals
Bass Drum
Glockenspiel
Xylophone
Marimba
Vibraphone
Tubular Bells
Celesta
Harp
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